9月16日に大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)で行われたWBC世界バンタム級世界タイトルマッチにて、わが町のスーパースターWBC世界バンタム級王者の山中慎介が、挑戦者の同級1位アンセルモ・モレノに7回TKO勝ちし、11度目の防衛を果たしました。
モレノとは、9度目の防衛戦でも戦い、その時は戦い辛くも勝利した。
試合前、慎介は「これまでで最強の相手。必ずもう1度戦うことになると思っていた。今回ははっきりとした形で勝つ」と宿命の相手に完全決着を誓った。
試合開始早々から激しい打ち合いが始まり、いきなりモレノからダウンを奪った。激しさはその後も続き、4Rには慎介もダウンしたが、6Rに伝家の宝刀「神の左」で相手からダウンを奪い、7Rにも2度のダウンを奪いKO勝利。
結果的には慎介の力の差、技術の差を見せつけた試合となりました。ただ、数度にわたり慎介の左をくらいダウンしながらも立ち上がったモレノのボクシング魂は凄いものでした。素晴らしい試合をしてくれた両者に敬意を送りたいです。
また、その日は慎介の世界戦前に長谷川穂積選手の世界戦もあり、偉業の3階級制覇を達成しました。おめでとうございます。
更に、慎介と同じ湖南市下田出身の安達陸虎選手も勝利。これからの戦いも楽しみです。